セロトニンは精神的に好影響を与える物質
セロトニンと言われても聞きなれない言葉と思いますが、簡単に言えば頭の脳から出ている神経伝達物質のことなんです。
セロトニンとは別名、幸せホルモンとも言われています。
セロトニン分泌で快適で気分爽快
セロトニンが増えれば、気分爽快で生き生きした表情に変化し、毎日を快適で爽快に送れるようになります。
何事も前向きに捉えられるようになり、ポジティブに物事に取り組めるようになります。
逆にセロトニン物質の分泌が減少すると、気分的に憂鬱みたいな気分になって、何事をやるにしても手が付けられない状態になります。
自律神経を調節
例えば、いろんな不運なことがあったり、偶然不幸が続いたりすると、人間は悲観的になったり、物事をマイナス思考に捉えるようになっていまいます。
人間は、いろんなホルモンを出して、今いる環境に適せるように自律神経を調節して、体を最善の状態にしようとします。
例えば、インフルエンザみたいなウィルスが体に侵入すれば白血球が増加したり、火傷を負ったりすると皮膚を修復しようとする作用が働きます。
これは興奮した交感神経に対して副交感神経が働いて調節するようなことと類似していますね。
セロトニン物質で安定的な精神状態維持
現代は、ストレスとの戦いと言っても過言ではありません。
瞬間瞬間、自分が見ている環境が変化し、喜怒哀楽という感情が働き、精神状態を左右しています。
仕事で環境に馴染めず、それ相当のストレスを抱えて落ち込んだり、家事や子育てでも、かなりのストレスを抱えたりで、
自分をコントロールできなく大変だったりします。
喜怒哀楽の感情を落ち着ける
笑うことでストレスを発散し、怒ることや悲しむことで気分が落ち込んだり、楽しいと思って気分が高揚するなどいろんな状態が変化します。
時には活発に運動したり、心地よい音楽を聴いたり、温泉に入ってくつろいだりしたりして、副交感神経を働かせてリラックスします。
できることなら、気持ちがよく爽快な状態が長く続いてほしいものですね。
そういう悩みを解決してくれるのが、セロトニン物質の分泌を多くさせることなんです。
毎日の喜怒哀楽の感情の変化に左右されることがなく、安定的に気持ちを落ち着けてくれることができるんです。
セロトニン分泌はジョギングが良い
では、どのようにすれば、セロトニン物質を安定的に多く分泌させることができるのか。
それは、運動して体に少し負荷を与えることで得ることができます。
しかし3日坊主で終わってしまったら、お終いなので継続することが重要になってきます。
私が体験上、一番良いと思っているのは、ジョギングをすることです。
ジョギングは実践しやすい
ラジオ体操、ウォーキングなど簡単なものはいろいろありますが、セロトニンの分泌量が少ないです。
また、短距離走のような無酸素運動もありますが、これは筋肉をつけ体力をつけて、瞬発力を養うという若い人たち向けのものです。
長距離ランナーのなどのように競争して争うということではなく、誰もがわかりやすく軽い運動をして、
セロトニン物質を多く出すという意味では、ジョギングが一番ではないかと思います。
ストレスを溜め込むという人は、緊張したら深呼吸をしたらよいとよく言いますよね、
つまりストレスを過剰に取り込んでいる人の呼吸は一定でなく浅いのです。
ですので、息継ぎをして有酸素運動のジョギングをすることが一般人にとって実践しやすいものだと思います。